富山の蓮如伝説
富山には、鼬川沿いに勝興寺通坊がある。 この通坊は、当初、富山市上栄に建立されていた。 かつては陀羅尼寺村と呼ばれ、 寺伝では、文明4年この地を訪れた蓮如によって動清水精舎が創建されたとされる。 越中では、蓮如が訪れた最も東に当たるようだ。
ここには、かつては泉が湧き出ていた。 明治の初めまでは開墾もされず聖地だったようだ。 その場所は田んぼになっているが、その形は基盤整備されず昔のまま残されている。 恐らく信仰の対象として祭祀が行われていたのだろう。 それ以外に、この動清水精舎については良く判らない。 また、ここより東の布市には、南北朝時代活躍した、桃井直常の創建でその菩提を弔う興国寺や真宗寺院の常福寺がある。 越中・安国寺もここにあった。 布市は実に寺院の多い所だ。 石造物も多い。 陀羅尼寺村の通坊について、勝興寺の取調帳「明治九年六月再調」には 「越中新川郡陀羅尼寺村動清水ニ於テ通坊ヲ建立アリ文明 しかし詳細は全く判らない。。 |